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エリオン

エリオン 先生

幻視者エリオン

鑑定歴:25 年

在住:埼玉県

性別:男性

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2008/06/30 17:48
裁判員制度の問題

先日の「朝まで生テレビ」で裁判員制度をテーマにした討論をしていました。

ご存じの通り、この制度には非常に難しい問題が山積しているのですが、私が特に気になったは裁判員のセキュリティです。

現在、インターネットの世界ではほとんどやりたい放題になっています。

世間の興味を引いた何らかの事件の容疑者は未成年であっても住所はもちろん、電話番号や写真までが公開されます。

そんな中で、難しい事件で仮に死刑との判断が下された場合、世間がこれに承服できなければ、裁判員がこうした攻撃に曝されるのを防ぐことはできないでしょう。

もちろん、反対の場合も同じです。

世間から激しく憎まれているような被疑者に厳しい判決を下さなければ、同じような目に合う可能性があります。

裁判員制度の制定に参加したとの触れ込みの弁護士は、裁判員のプライバシーは厳重に保護されるから、そんなことはありえないと言っていました。

しかし、裁判員の氏名、身分は公開されないといっても、裁判自体は公開制で(特別な場合を除く)、裁判員は顔を隠すことはできないんです。

2008/06/29 18:18
死に神とコラム (続き)

彼らは記者を卒業し、1日1本のコラムを書くことだけが仕事があることが多いようです。

当然ながら、文章にも非常に気を使い、名文が多いんですね(少なくとも昔は)。

そう言えば、朝日新聞朝刊の「天声人語」は文章のお手本として英語や仏語に訳されています。

ところが、論説員は高齢ということもあり、考え方が非常に保守的であったり、社会の情勢にうとくなってしまうことがままあるようです。

そのために今回のような事態を招いたんでしょう。

しかし、少なくとも人を「死に神」などと呼んでその影響に考えがいたらないとすれば、コラムを書く資格はありません。

風刺コラムが難しいのは当たり前のことで、そんなことをいまさら言うのなら、きっばりと止めたほうがいいでしょう。

では。


2008/06/28 18:33
死に神とコラム

ちょっとした騒ぎになったのでご存じの方も多いでしょうが、鳩山法務大臣は朝日新聞夕刊のコラム「素粒子」で「死に神」になぞらえられました。

法相はただちに記者会見を開き、「司法の慎重な判断、法律の規定により、私も苦しんだ揚げ句に執行した」と述べ、厳重に抗議しています。

また、「全国犯罪被害者の会」も「死刑執行を望む犯罪被害者遺族も死に神ということになる」との抗議文を朝日新聞社に送ったとのことです。

これに対して、当初、朝日新聞社は何もコメントすることはありませんと言っていました。

しかし、読者からの抗議の声の高まりを前に、「素粒子欄は、世の中の様々な出来事を題材に、短い文章で辛口の批評をするコラムです。鳩山氏や関係者を中傷する意図は全くありません」と方向転換。

また、同欄の筆者は、死刑執行の数の多さをチクリと刺したつもりです」と説明し、「風刺コラムはつくづく難しいと思う。法相らを中傷する意図はまったくありません。表現の方法や技量をもっと磨かねば」などと述べています。

新聞のコラムは大抵の場合、論説委員が書きます。

2008/06/27 17:18
インディ・ジョーンズの新たな冒険 (続き)

とにかく、 第1作目の「レイダース/失われたアーク」の衝撃と比較すると物足りないと言わざるを得ません。

しかし、興行成績がとんでもない勢いで伸びていて、すでに米国内だけで250億円を記録していますから、続編が作られるのは間違いないでしょう。

主演のハリソン・フォードが元気だったらですが。

ただ、最後近くで世代交代を匂わせるようなシーンがありましたから、今後は息子が主役を張るようになるかも知れませんが。

では。

2008/06/26 17:43
インディ・ジョーンズの新たな冒険

「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」を見に行きました。

火曜日の朝1の回です。私はいつもこの時間帯に行きます。空いていて、割引もありますから。

ただ、人気があるんでしょうね。結構混んでました。

観客の大半が中年以上で、多分、みんな昔のシリーズを見た人たちなんでしょう。

私も1作目はパリで見ました。もう27年も前のことですが。

実はこの映画のことは当時アメリカに住んでいた兄からの手紙で知っていました。

しかし、考古学者が大活躍する活劇映画 (昔はこんな言い方をしたんですね)が大ヒットしているなんて言われても、ぴんとこなかったですね。

考古学者が冒険????といった感じです。

それはともかくとして、今回のインディ・ジョーンズの冒険はちょっと微妙だと思いました。

前3作のラインをちゃんと踏襲はしていますし、アクション場面も満載なんですが、何か一味足りないんです。

インディの後に似たような映画が沢山出ましたから、新しいストーリーを考えるのが大変なのはわかりますが、クリスタル・スカルの秘密があまりにも陳腐なのでがっかりしました。

それに、(この後、ネタをばらしますので、ご注意ください)インディの昔の恋人や息子が現れたのも、どこかで見たようなストーリーで、あまり感心しませんでした。

2008/06/25 17:30
品格がある人間(6)

しかし、こんなのは建前であって、周知のようにイギリスは完全な階級社会です(階級によって生活態度や話し方もまったく違うそうです)。

「支配階級」が一般庶民を搾取し、近代では植民地を搾取して繁栄を享受してきたわけで、パブリックスクールは彼らがいかに庶民を支配するかの方法を教えるところなんですね。

これが彼らが言うところの人に対する思いやりの心の実態です。

そう云えば、上記の貴族は騎士道は日本の武士道と相通ずるところがあると言っていましたが、正にその通りで、結局、騎士道も武士道と同じように搾取する側の偽りのアイデンティティで、欺瞞でしかありません。

番組では、日本にも同じような学校を作ればいいとの提案をしていました。しかし、上に書いたように学費が高く、とても一般庶民の子弟が行けるところではありませんから、金持ちの子供が独占するだけです。

そして、その卒業生たちは品格がある人間に育つかどうかは知りませんが、誤まったエリート意識を持ち、日本でも支配階級を作ろうとするでしょうね。イギリスのような。

そんなことが本当に望ましいと思っているのでしょうか。

まあ、テレビですから仕方がないのかも知れませんが、品格についての明確な考えもなしに話をするからこんな行き当たりばったりの意見しか出せないのでしょう。

2008/06/24 18:08
品格がある人間(5)

話は変わります。

あるテレビ番組では品格を持った人間に育てるための教育を行う学校として、イギリスのパブリックスクールを紹介していました。

この学校は全寮制で「ハリーポッター」に出てくるホグワーツ魔法魔術学校を考えれば大体のイメージがわかるとのことです。

勿論、魔法を習うところではなくて、元々は貴族の子弟がジェントルマンになるための作法を学ぶための学校です。

学費は年に500万円と非常に高いので、最近は貴族も結構没落していますから、主に金持ちの子供が通うんでしょうね。

インタビューを受けたイギリス貴族は、パブリックスクールでは、「上流階級」の人間にふさわしい行動やマナー、云ってみれば騎士道を教えると説明していました。

そして、勉強だけではなく、スポーツ(代表的なのはラクビー)や先輩後輩の人間関係を通じて、人を思いやれる人間を育てることを目的としているとも言ってました。

2008/06/23 17:48
品格がある人間(4)

しかし、私にはこれはうそ臭いと言うか、自然な人間の感情を押えるという儒教的な、旧弊は考え(だから女性蔑視が見られます)で、非常に不自然に思えます。

もう一度、相撲の話に戻りますが、相撲道とか、横綱は人格的にも優れていないといけないなどと良く言います。

しかし、現実には年寄り株の譲渡を巡る陰湿な駆け引きや、脱税、花田兄弟の確執などどろどろした話は沢山あります。

また、もともと相撲は神事でもあり、見世物であったわけで、今でも「たにまち」と呼ばれる後援者が不可欠なんですね(相撲取りは男芸者と呼ばれていました)。これは決して誇れるような習慣ではありません。

こうした裏の面、醜い面を隠して、建前だけで品格をうんぬんしても、結局欺瞞でしかないでしょう。

2008/06/22 18:33
品格がある人間 (3)

あるテレビ番組では大人に「品格」がなくなったとして、図書館の本のページを破り取る、救急車をタクシー代わりに使う、火事現場で煙草を吸いながら見物する、葬式の時に亡くなった人の顔を写メールで撮る、といった行動を取る人間を例として上げていました。

しかし、これらは単純に常識が欠如しているだけで、品格がどうしたと言う問題ではないでしょう。

こうした、強引な論法もテレビ特有のもので、昨日も書いたように、テレビに品位を語る資格なんかありません。

次に、スポーツにおける品格の例として、相撲の伝説の横綱、双葉山が取り上げられました(69連勝で有名なのですが、今の人は知らないでしょう)。

彼は勝った時も、また、70連勝をかけた試合で負けた時でさえもまったく表情を変えなかったそうです。これが理想的な横綱像なんですね。

相撲ではガッツポーズはご法度だそうで、これは剣道なんかでも同じですが、負けた方の気持を考えろとの教えです。

野球でも、王監督も選手時代には記録になるようなホームランを打っても、ほとんどガッツポーズをしなかったようです。

そう云えば、高校野球でも大げさなガッツポーズを取った選手のホームランを無効にしたなんて話がありました。

2008/06/21 20:09
「品格」がある人間 (2)

それから、この問題について石原慎太郎都知事と久米宏氏が出演して討論していました。

しかし、石原都知事も品格にはほど遠い人でしょう。彼の今までの沢山の放言を考えればよくわかります。

ちょっと思い出したものを上げても、生理が終わった女性は生きる価値がない、とか、フランス語は劣った言語だとか、女性蔑視、間違った先入観による国際感覚の欠如などを曝露していて、とても「品格」などを語る資格はないですね。

久米氏に関しては彼が活躍していた頃は私はフランスにいたのでよくは知りませんが、聞いた話では、押しが強く、やはりあまり尊敬できる人間ではないとの印象を持っています。

まあ、簡単に言えば、いかにも自分が品格があるかのように、平気な顔で人前で「品格」をうんぬんできるような人間はもともと品位に欠けるということだと思います。

勿論、こんなことを書いている私も同じなんですが。

2008/06/20 21:25
「品格」がある人間


ちょっと前に大ベストセラーとなった本に「国家の品格」(藤原正彦著)というものがありました。

普通だったら品位とか上品と表現するところでしょうが、「品格」ということで新味を出そうとしたんでしょうね。

これだけで本に品位がないことがわかりますが。

まあ、それはいいとして、あるアンケートでは、もっとも品格があると思われている人物は一位が「吉永小百合」で、続いて「イチロー」、「王貞治」でした。

仕方がないのかも知れませんが、まったくの見た目だけで判断しているようです。

王監督についてはよく知りませんが、少なくとも吉永小百合さん(確かに上品そうには見えますが)とイチロー氏に関しては、私は納得できません。

それこそ品位に関わりますから詳しくは書きませんが、あまり尊敬できない話を知っているからです。

2008/06/19 17:59
愛犬ポスの話(mon chien bien aime, Possu)(10)

閑話休題。

ポスは子供の時から罹っていたからわりともったほうなのでしょう。

時々、脚を引きずっていたのもそのせいでした。

ポスを偏愛していた父親は剥製化を考えましたが、料金が思いのほか高かったために断念したそうです。

代わりにペット専門の葬儀社に依頼して、斎場で火葬し、納骨もしました。

さすがに家の仏壇に位牌を置くことはありませんでしたが(世間にはそんな人もいるんでしょうね)。

私が6年ぶりに一時帰国し、京都の実家に帰ると、ずっと小さい犬がいました。

ミニチュアシュナウザーでした。

名前はポス。二代目と言うところでしょうか。先代の5分の1も体重はありませんが。

私には同じ名前を付けるセンスが理解できませんでした。

本当にかけがえがないと思ったらそんなことはしないのではないでしょうか。

しかし、口には出しませんでした。親父の勝手ですから。

その後、三代目までこの名前は引き継がれました。

ただ、私にはあまりこの二代目、三代目のポスとの思い出はありません。

今、私は1Kのアパートに住んでいて、犬にしろ猫にしろ飼うのは不可能ですし、将来も庭がある家に住むことはないでしょう。

本当は犬や猫と一緒に晩年を過ごしたかったのですが、かなわぬ夢となりました。

京都の生家を売ったことを後悔するのはこの時だけです。

では。

2008/06/18 17:44
愛犬ポスの話(mon chien bien aime, Possu)(9)

渡仏後2〜3年して、母親から手紙が来ました。

ポスが死んだと書いてありました。

ある程度予期していたから大きなショックではなかったものの、しばらく仕事が手につきませんでした。

泣きはしませんでしたが。

死因はやはりフィラリアでした。

ご存知の方も多いと思いますが、簡単に説明します。

フィラリア(犬糸状虫)とは蚊の媒介により犬の心臓や肺の血管に寄生し、血液中の栄養分を吸って生きている、そうめん状の長さ17〜28センチの寄生虫の名前です。

急性の場合もありますが、大抵は慢性化し、体力の衰えとともに命取りになるケースが多いようです。

また、稀に人間も感染することがあります。

昔、アフリカなどで見られた「象皮病」はフィラリアだとのことです(足の付け根や睾丸などに集まり、肥大します)。

西郷さんもフィラリアに罹っていて、睾丸がものすごく大きかったという話も残っています。

2008/06/17 18:36
愛犬ポスの話(8) Possu, mon chien bien aime

ただ、とにかく人懐っこくて、一番最初に書いたとおり番犬としては役に立ちませんでした。

ある日、母親が外出した時に、空き巣が入ったんですね(縁側のサッシ戸に鍵が掛かっていなかった)。

ポスは庭に放し飼いにしてあったのですが、どうせ泥棒にも一生懸命尻尾を振って、愛想笑いをしたんでしょう。

図体は大きくても、人のよさそうな顔を見れば怖がる人はまずいません。

一応、門には猛犬注意の札は貼ってあったのですが。

私たちもこの役立たずがとか、お前は能無し犬か(当時、流行ったさいとうたかお作「無用の介、用無し犬」のもじり。誰も知らないだろうなあ)と言って、ののしりましたが本気で怒ったわけではありません。

大方、そんなことになるだろうと思っていましたし、戸締りがいい加減なのが悪いんです。

そして、数年が経ち、私はフランスに旅立ちました。ポスは尻尾を振りながら門まで見送ってくれました。

夕方になるとまた帰ってくると思っていたんでしょう。無邪気に吼えていました。

私は、どのくらいの期間、日本を離れるかを決めていなかったのですが(まさかあんなに長い間住むことになるとは夢にも思っていませんでした)、ポスの体調はその時すでにあまり思わしくなかったので、ひょっとしたらもう会えないだろうと考えていました。

私は予感は当たりました。

2008/06/16 17:48
愛犬ポスの話(7) Possu, mon chien bien aime

昨日、ポスが愛想笑いを浮かべたと書きましたが、そんな馬鹿なと思った人もいると思います。

私もペットの過度の擬人化が見苦しいことはよく心得ています。

しかし、馬のフレーミングをご存知でしょうか。

口を笑っているかのように振るわせることを言うのですが、ポスはちょうどそんな感じの表情をよくしました。

知らない人にもよくやっていて、タイミング的にも何か愛想笑いをしているように見えたんです。

昨日の件は特別で、本当に気の優しい奴でした。

その後は、私だけではなく、他の人も一度も噛んだことはありません。

犬は何か食べている時はかなり慣れていても構うと怒るものですが、餌を食べている真っ最中に取り上げてもまったく怒りませんでした。

困ったような顔をしてこちらを見上げるだけです。

2008/06/15 18:23
愛犬ポスの話(6) Possu, mon chien bien aime

ある晩、私が居間でテレビを見ながら、サラミソーセージをつまみにウィスキーを飲んでいた時のことです。

トイレに行くために立ち上がって、4〜5歩歩いてから、気配に振り返ると、今の今まで寝そべっていたはずのポスが早くも残ったサラミを咥えて、食べようとしていました。

全然そんなそぶりもなかったのに、やけに行動が素早い。

怒って取り上げようとすると、うなって私の手を噛もうとしました。

ちょっと歯が当たっただけで、大したことはなかったのですが、頭に来て、スリッパで殴りました。

ポスは尻尾を巻いて逃げて行きました。

が、しばらくすると、戻ってきました。

いかにも申し訳なさそうな顔をして、おずおずと尻尾を振り、愛想笑いを浮かべながら(そう見えたんですね)。

私も思わず笑ってしまいました。本当に怒りを忘れさせるような表情でした。

2008/06/14 18:05
愛犬ポスの話(5) Possu, mon chien bien aime

最初の頃、ポスはまったく吼えませんでした。

私たちもそんな犬なのだろうと思っていました。その方がうるさくないねなどと言いながら。

1年以上経ったある日、親父が何かの用事で車に乗せて連れて行こうとしました。

ポスにとっては初めての経験です。

かなり嫌がっていましたが、むりやり後部座席に乗せました。

ポスは窓から不安そうに外を見回していました。

そして、親父が車をスタートさせた途端、大きな声で吼えたんです。

「ウ、ウォン!」

よほど驚いたのでしょうが、私たちもびっくりしました。

吼えることができたんです。何かきっかけが必要だったのでしょう。

それからは結構吼えるようになりました。時にはうるさく感じるほど。

ポスは身体が大きいぶん動作がゆったりしていました。

非力なお袋が散歩に連れて行っても引張られることがないくらいです。

大型犬ですが家の中で飼っていました。そして、人のそばにいるのが好きで、いつも身体をさわれと要求するんです。

頭でも、腹でも、尻尾でもいいんですが。

こちらがテレビを見ている時も、横にうずくまり、ちょっと見入っていて忘れていると、触れ触れと前足で引っかいて催促しました。

2008/06/13 17:42
愛犬ポスの話(4) Possu, mon chien bien aime

すぐに適当なメスが見つかり、家で種付けをすることになりました。

1回目は不調に終わりました。

詳しい描写(犬のポルノで新境地を拓くつもりはありませんから)は避けますが、ポスに原因があったそうです。

少し、種付けのことを書くと、こういう場合はオスの所有者に金が支払われます。

馬などと同じですね。正確な金額は忘れましたが、確か1回3000円ぐらいだったと思います。

そして、生まれた子犬の1頭を貰う権利もあります。

しばらくして、2回目も試されましたが、この時も駄目でした。

どうも根本的に欠陥があるようで、それっきり種付けは終わってしまいました。

これには親父もお袋もがっかりしたようでした。

私も残念に思いました。

やはりもともと身体が弱かったせいでしょうか。

ただ、一応発情期には結構興奮はするようでした。

猫とは違って、それほどうるさくはありませんでしたが。

2008/06/12 18:37
愛犬ポスの話(3) Possu, mon chien bien aime

前回も書いた通り、ポスはかなり図体が大きく、見てくれは悪くありませんでした。

結構珍しい犬種といったこともあって、実際に品評会で賞を取ったこともあります。

ただ、欠点がありました。鼻が赤かったんです。犬は鼻が黒くないと駄目だとされています。

小さなことだと思うでしょうが、これがかなり重要なポイントらしいんですね。

それに、血統は悪くないはずなのですが、何せ販売会社が倒産したため、はっきりしません。

また、大した訓練はしなかったし、頭も良くなかったので、じっとしている分には良いのですが、デモンストレーションの時に毅然と歩けないいんです。

これでは優勝はできません。

まあ、親父はどうか知りませんが、私にとってはそんなことはまったくどうでもよかったのんですが。

そんなポスもお年頃になって、親父とお袋は子供が欲しいと考えました。

そこで、それなりの業者(専門業者がいる)を通じて、相手を探すことになりました。

書き忘れましたが、ポスはオスでした。グレートピレネーはオスとメスでは体格がかなり違います。

2008/06/11 17:36
愛犬ポスの話 (2)

私の家には、子供の頃からずっと犬がいましたが、その中でもこの犬が一番記憶に残っ
ています。

はっきりと覚えていないのですが、最初に家に来た時には私はいなかったと思います。外
で遊んでいたのかなあ。

ある日、家に帰り、入ろうとすると、突然白い大きな犬が走り寄ってきました。当時は
まだ子犬だったはずですが、すでに結構大きかったと思います。

見知らぬ私に吼えかかるわけでもなく(まあ、来たばかりで仕方がなかったのかも
知れないが)、うれしそうにじゃれかかり、よだれでジーンズの膝をべたべたにし
てくれました。

鍵を忘れて出ていたので、いつものように二階の自分の部屋(窓に鍵がかかってい
ない)から入ろうと、よじ登り始めました。

どう見ても怪しい行動なのですが、それでも吼えないで嬉しそうに尻尾を振りながら
見上げていました(ポスが吼えない話は長くなるので後で詳しく書きます)。

番犬としては役に立たないだろうなあ、とこの時思いましたが、後年それが証明される
ことになります。

2008/06/10 18:58
愛犬ポスの話(1)

大分前にテレビで放映された「クィール」をようやくDVDで見ました。

ご存知だと思いますが盲導犬の一生を描いた映画です。

映画自体は物足りない感じであまり気に入らなかったんですが、昔飼っていた犬を思い出しました。

十代の後半から日本を出るまで一緒に暮らした犬です。

種類はグレートピレネー(ピレニアンマウンテンとも云う)で、知っている人は知っ
ているでしょうが、全身真っ白の長毛で覆われた大型牧羊犬ですね。

名前はポスといい、父親が付けました。センスがなくて申し訳ありません。

勿論、ポスは盲導犬ほど賢くはありませんでしたた。というか、図体ばかり大きい(60キロはあったかな)、食い意地のはった、間抜けな奴でした。

しかし、気持は優しく、顔を見ても、人(犬)の良さ丸出しで、小さな子供も喜ん
でわざわざ触りに来たくらいです。

当時でもかなり高価な犬でしたが、販売会社が倒産したおかげで、父親が格安で手
に入れました。

ただ、そのためか健康に問題がありました。フィラリア持ちだったんです。そして最後は
それが命取りになりましたた。

2008/06/09 21:16
ニンビイな人たち(6)

梅図ハウスのような家はもちろん、もっとおとなしいものでも自分の好きな色やデザインの家を勝手に建てることはできません。

周辺の景観の調和を乱すような建築物は絶対に認められないんですね。

フランスやヨーロッパの国を訪れたことのある方はご存じでしょうが、町並みが非常に綺麗です。

それは確固たる都市計画に基づいて、建物の高さや外観が統一されているからなんです(国によって違いはありますが)。

特に、パリではこれが徹底していて、一部の地区を除いて高層建築がないことは有名です。

ついでに言うと、洗濯物を外に干すこともできません(外から見て美しくないからですね)。

日本の町並みは今でもあまり統一が取れているとは言えませんが、梅図ハウスのような建物が増えれば、ますます雑然としたものになるでしょう(梅図ハウスの裁判は梅図側が勝ちそうですが)。

2008/06/08 17:58
ニンビイな人たち(5)

昨日までの文章を読んで最近話題になったマンガ家の梅図かずおさんの新居建築をめぐる騒動を思い出されたかたもいると思います。

閑静な住宅街に忽然とそそり立つあの赤と白の縞模様の家ですね。

たしか、まことちゃんだかなんだかをシンボライズしたタワーも付いていたかな。

これに周辺の人たちが反対しているんですね。ただ、建築はほとんど終わってしまったようですが。

一見、この問題は今まで書いたような隣人たちのエゴのように思うかも知れません。

しかし、一つ大きく違うところがあります。それは梅図ハウスには共益性がないことです。

周辺住民の迷惑を考えず、自分好みのデザインの家を建てようとするのは、あきらかに梅図さんのほうのわがままでしょう。

これがフランスだったら問題にもなりません※。

※毎度、フランスの例を出してすみません。私は長い間住んでいましたし、仕事がら行政関係の事情をある程度知っているもので。嫌味に感じたらご容赦ください。

2008/06/07 18:13
ニンビイな人たち(4)

これがフランスだったら、土地所有者はまず拒否することはできません。

共益性がなによりも優先され、土地は強制収用されます。そのためいわゆるゴネ得もありません。

住民が行政裁判に訴えるという手段もないことはないんですが、政府を相手に勝つことなどまずないでしょう。

個人の権利を尊重することはもちろん重要ですが、共益性も大切です。その間のバランスをどう取るかが今後の課題だと思います。

なにもせず、ニンビイな人々の増殖を放置しておくと日本の社会全体が停滞してしまうでしょう。

もう少し続きます。

2008/06/06 17:50
ニンビイな人たち(3)

私が「ニンビイ」という言葉を最初に目にしたのは反原発に関する文章を読んだときです。

筆者はこれをちょっと違うニュアンスで使っていて、自分の家の裏庭に置けないようなものはそもそも建設すべきでないと主張していました。

これは明らかにおかしいですね。

原発がどうかは別にして、世の中には人々から嫌われても建設しなければならない施設が沢山あります。

それらをすべて排除すると社会が成り立ちません。

ただし、昨日も書いたように、「ニンビイ」とは通常、いわゆる「迷惑施設」(恥ずかしい呼び方ですね)も、自分の家の近くでなければ、建設してほしいし、自分たちも利用するといった住民エゴを指します。

こうした人たちは嫌なことは自分以外の誰かが引き受ければ良いと思っています。

しかし、少し考えればわかることですが、その誰かは自分でもありえるんです。

住民エゴというと、空港や高速道路の建設の問題もあります。

どうも、日本では個人の意志を必要以上に考慮するところがあり、土地買収に非常に時間と費用がかかることが多いようです。

2008/06/05 18:36
ニンビイな人たち (2)

たとえば、老人ホームや知的障害者の施設の建設にまで反対する人がいます。

これも理由は、地価が下がる、お年寄りや知的障害者の人たちを見たくない、環境が悪くなるといったところです。

こうした公共の利益なんか糞食らえ、自分さえよければ良いなんてことは、昔は思っても口には出せなかったのですが、どうも最近は留め金がはずれてしまっているようです。

そして、情けないことに、こうしたことを言い立てているのは大抵いい歳したおじさんやおばさんなんですね。

まあ、正直と言えば正直なんでしょうが、厚顔無恥としか言えません。

こんな人たちが、一方で道徳だの教育だの、最近の若者はといった話を平気でするわけです。

これでは世の中が悪くなっていくのを止めることはできないでしょう。

子供は大人の背中を見て育つんですから。

では。

2008/06/04 21:10
ニンビイな人たち

ニンビイ症候群という言葉があるんですが、ご存じでしょうか。

英語の「Not in my backyard」の頭文字とったもので、「私の家の裏庭には持ち込まないでくれ」という考え方を指しています。

要するに、公益施設の必要性はわかっているし、自分たちも利用したいが、自分の家の近くに建設するのは許さないという住民エゴのことです。

これに関して、最近もこんなニュースがありました。

京都で身元引受人のない仮出所者の受け入れ先として新たに国立の自立更正支援施設を建設するとの計画があります。

これに対して、建設予定地周辺の住民達が反対しているんです。

「施設の社会的な重要性はよくわかるが、ここに建てる必要があるとは思わない」との主張です。

反対の理由は怖いとか、地価が下がるといったもので、基本的には無知と欲から来ています。

そして、こうした事例は決して例外ではなく、全国的に見られます。

2008/06/03 15:46
ハードキャンディ−カストレーション (2)

このあたりのことは浅田次郎さんの「蒼天の昴」に詳しく説明されていますので、興味のある方は読んでください(小説自体も名作ですから、損はないと思います)。

そう言えば、かなり前に「カストラート」という映画がありました(この映画も面白いですよ)。

18世紀のヨーロッパに実在した、ボーイソプラノを維持する為に去勢されたバロック・オペラの男性歌手の話です。

当然ながら現在ではこんなことは許されませんが。

大体、この映画は別にして、宦官が取り上げられた小説や映画は非常に少ないと思います。

多分、歴史の暗部なんでしょうね。

それから去勢にはいくつかの方法があります。しかし、ここで詳しく紹介するのはあれですから、興味のあるかたは自分で調べてください。

ちょっとマニアックな方向に行きそうですので、この辺で止めておきます。

では。

2008/06/02 17:39
ハードキャンディ−カストレーション

さらに続きです。

映画「ハードキャンディ」では女の子が中年男性(32才ですから本当は中年とは言えないんですが)を去勢しようとします。

前にも書いたようにこれは男の悪夢ですね。

ところで、去勢は英語でもフランス語でも「castration」といい、もともとはラテン語から来ています。

昔は刑罰として行われていましたが(宮刑と言います)、みずから望んで去勢する人もいました。

去勢は中国から多くの文化を吸収してきた日本に珍しく根付かなかった習慣で、放牧をしない農耕民族であったためだと言われています。

そして、去勢された男性が宮廷などで重要な役職を務める宦官は中国が有名ですが、エジプト、メソポタミア、ペルシアなどの古代東方諸国、オスマン・トルコ、ギリシア、ローマ、そしてインドのムガール帝国にも存在したそうです。

特に中国では、昔は宦官になることが貧しい家に生まれた子供のほとんど唯一の出世手段だったと言われています(他に科挙に受かるという方法がありましたが、これは世界で最も難しいと言われる試験ですからまず無理です)。

2008/06/01 17:37
ハードキャンディ−ロリコン (2)

しかし、ロリコンだと問題はないようですが、ペドフィルは小児性愛者のことで、はっきり言えば異常者のことなんですね。

社会的に許される存在ではありません。

もともと日本人は性的に非常に寛容、悪く言えばだらしがないところがありますから、不思議に思わないのかも知れませんが、外国から見るとロリコン関係の雑誌やテレビゲームの氾濫は異常なことなんです。

最近、日本のコスプレやメイド喫茶なんかが外国にも受け入れられているようです。

しかし、だからといって性に関する倫理観まで容認されたわけではありません。

日本人の外国での買春は前から問題になっていましたが、こうした小児性愛までロリコンと称して輸出するような真似は絶対に避けるべきでしょう。

では。